補修を行う職人さんってどんなことするの?とか思ったりしますよね。補修と言っても、一括りに出来ず、木部補修と金属補修は、その知識も技術も全く違うものです。細かい業務の流れを説明していけばきりがないですが、大よその業務の流れはなんとなく知りたいもの、、、。そんな方々のために、大体の流れを以下でご説明いたします。

補修職人のタイプ別業務の流れと、意識しているポイントについて

1.木部補修(フローリング・木枠・木製ドア・クローゼットの扉・タンスやシステムキッチンの引き出し など)

1.下地出し

出っ張った箇所は、取り除きます。凹んだ箇所は専用の材料で埋めます。
コーボルトやサンドペーパーでヤスって、下地を平滑にします。

2.色彩感覚

専用のスティック又はカラースプレーで、色合わせをします。
複数の色を混ぜ合わせる事もあります。プロの色彩感覚が試される場面ですね。

3.絵心(木目描き)

元々あった木目を再現します。
顔料を使い、極細の筆で、一本一本描きます。画家の世界ですね。

4.艶合わせ

経年変化(日焼け)により、新築時の艶は失われています。
周囲の艶と見比べながら、少しずつ合わせて補修跡が目立たない様にします。

2.金属補修(サッシ・玄関ドア・門扉・フェンス・カーポート ETC)

・ 下地出し

凹みの深い箇所は、ポリパテ、浅い箇所は薄付けパテを練り付け、
ヤスリとサンドペーパーで、下地を平滑にします。

・ 専用のプライマーを塗布し、塗料の圧着力を高めます。

・ 試し吹きによる目視

ウレタン系の塗料を、現場調色し、別のサンプルに試し吹きをします。現地の色・艶と一致するまで、
吟味して色を合わせます。

・ 色を吹き付ける

携帯型コンプレッサーと吹付ガンを用い、吹き圧を調節しながら、5回~10回、元の色艶になるまで、
慎重且つ丁寧に吹き付けます。

3.施工30日以内であれば、何度でも対応します。

リペアアキは、末永くお客様とお付き合いをさせて頂きたいと思っています。
その場では渋々納得したものの、数日してはやり納得がいかない事ってありますよね。
そんな事に備えて、リペアアキはどんな補修作業でも、「補修後30日以内の再補修は全て無料」です。
愚直に施工してきたせいか、幸いな事に、現在クレーム発生率は、0%です。
又、補修はしたけれど、その後、疑問・質問などがございましたら、ご遠慮なくご連絡下さい。
お客様の気持ちになって、対応させて頂きます。


いかがでしたか?リペアアキは、以上のような業務の流れ、及びこだわっているポイントより、日々業務に勤しんでおります。常日頃、可能な限り、お客様のニーズに沿った補修を心掛けておりますが、逆に不可能なものについては、最初の段階でお客様にご説明をさせていただくようにしております。業務の流れにつきましても、お聞きしたい方がいらっしゃいましたら、ご遠慮なくお気軽にお問い合わせくださいませ!!!


リペアアキの補修”虎の巻”

下地出しは全ての補修の基本です。
平滑で手触りの良い下地は、建物の頑丈な基礎と同じです。滑らかな下地を出せれば、補修の仕事は半分終わった様なものです。 自動車板金工やクロス工の方々も同じ意見では無いでしょうか?

最近、プロなのに市販の缶スプレーで、外部のフェンスを補修している職人を見かけます。
缶スプレーは、ラッカーシンナーの成分ですので、耐候性・耐久性は、格段に落ちます。
折角、プロを呼んで補修したのに、数年で色褪せたら、ショックですよね・・・
古臭いと云われても、リペアアキは、愚直に正統な工法を守り続けます。
コストダウンより、長期のお客様の安心の方が遥かに大切だからです。